セルフブランディングとは?意味やメリット【個の時代に必須の知識】
[says name=”悩む女性” img=”/wp-content/uploads/2019/08/mama-icon1.png” class=”color1″]
- セルフブランディングって何?
- セルフブランディングって必要?
- 恥ずかしくないセルフブランディングは?
[/says]
こんな疑問を解決する記事を書きました!
この記事では、『セルフブランディングとは何か?』について紹介しています。
実際に私が、これまでに医師や起業家、大学講師やヨガ講師など、50人以上の方のブランディングを担当してきた結果、セルフブランディングの要素をまとめました。
[box class=”box32″ title=”この記事で伝えたいこと”]
[list class=”li-check”]
- これからは「個の時代」:好きなことして生きていきたいならセルフブランディングは必要
- 痛いセルフブランディングにならないために大切なこと
[/list][/box]
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]それでは、「セルフブランディングとは?」から解説していきます![/say]
「セルフブランディング」の意味とは
[box class=”box32″ title=”セルフブランディングの言葉の意味”]
文字通り、Self(=自分)をBranding(ブランド化)すること
[/box]
自分で自分をブランド化することですが、そもそもブランド化とは何でしょう?
ブランドの語源は羊を見分けるための「焼印」
そもそもブランドという言葉は、はるか昔、ヨーロッパ時代にできました。
ある羊飼いが、他の人の羊と、自分の羊とを区別するために、自分の羊に「焼印」を押しました。この焼印のことを「ブランド」と呼んだことが始まりです。
羊飼いたちは、自分の羊だと見分けるために、それぞれ独自の焼印(マーク)を作って、羊に押していきました。
つまり、ブランドとは、違いを分けるために生まれたものでした。
それが流通したことにより、「誰の羊か」から「誰が生産した羊か」と、信頼や保証につながっていき、今の「ブランド」という概念につながりました。
セルフブランディングとは、違いを明確にすること
それを考えると、セルフブランディングとは、「自分は他の人とどう違うのか」というのを明確にするためのものです。
にも関わらず、「自分をよく見せること」「自分を着飾って見せること」と勘違いされがちです。
ネットで「セルフブランディング」と検索すると「痛い」と出てきますが、それはブランディングの本質を理解していないから。
[memo title=”MEMO”]
痛いセルフブランディングにならないための方法も最後に紹介しています。
[/memo]
[box class=”box32″ title=”セルフブランディングとはこんなことを考えていくこと”]
- フリーランスや個人事業主であれば同じサービスを展開している人と自分は何が違うのか
- 会社に所属している方であれば、同じ職種の人と比べて何が違うのか
[/box]
セルフブランディングとパーソナルブランディングの違い
よく似た言葉で「パーソナルブランディング」という言葉があります。
[box class=”box32″ title=”パーソナルブランディングとは”]
パーソナル(=個人)のブランディング(ブランド化)
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会社に属していても、個人事業主だとしても、パーソナルブランディングをおこない、自分と他の人との違いを伝えていくことは大切です。
そのパーソナルブランディング=個人ブランド化を、「自分でやろう!」というのがセルフブランディングです。
パーソナルブランディングを、誰かにやってもらう場合には「セルフブランディング」とは言いません。
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]私は、ヨガの業界で多くのヨガ講師のブランディングを担当してきました。
講師の方々は当然ヨガには詳しいものの「ブランディング」という点では素人の方が多いです。[/say]
- 自分の何をどう強みや武器として見せるか
- 他のヨガ講師との違いは何か?
といったことは自分ではあまりわかっておらず、プロデューサーとしてこちらが提案・PRする形でお仕事をさせてもらうことが多かったです。
セルフブランディングとセルフプロデュースは同じ
他にも似たような言葉で「セルフプロデュース」という言葉がありますが、これは、同じ考え方だと思って大丈夫です。
自分自身で自分をブランディング=プロデュースするということです。
セルフブランディングはとても難しい
ただ、セルフブランディングはとても難しいものです。
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]私自身も多くの方のパーソナルブランディングに携わってきたので、その手法やノウハウは持っているものの、いざ自分のこととなると急に戸惑ってしまいます。[/say]
[box class=”box32″ title=”セルフブランディングが難しい理由”]
・自分のこととなると、あれもこれもとつい欲張ってしまう
・経歴や実績の羅列の自慢になりがちで、人間性が見えてこない
・客観視して自分を見ることができない
[/box]
そのため、本来なら誰かに相談しながら、プロデュースしてもらいながら進める方が容易です。
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]実際私も、オンラインサロンに入ってプロフィール添削を受けてみて、自分のことがいかに見えていなかったかに気づきました。[/say]
難しいことは承知の上で、それでもできることはたくさんあるので、セルフブランディングについてお伝えしていきます。
まずは、以下のような疑問にお答えします。
[says name=”悩む女性” img=”/wp-content/uploads/2019/08/mama-icon1.png” class=”color1″]
- セルフブランディングって必要なの?
- セルフブランディングをするメリットは?
[/says]
セルフブランディングすることによるメリット
セルフブランディングすることによるメリットを3つご紹介します。
1.他と比べて選ばれる存在になる
セルフブランディングとは「違いを伝えること」とお伝えしましたが、「違いがある」ということはそれがあなたの武器になります。
「この人はこういうことが得意な人なんだ」と認識してもらうことができれば、ブランディングされていない人=得意分野がわからない人、と比べて選ば得れる確率が高くなります。
[box class=”box29″ title=”考えてみよう!”]
例えば、もしあなたが美容系・健康系の記事を書けるライターさんを探していたら、下記のどちらの方にお願いしたいですか?
- A:美容系・健康系の記事が得意なライターさん
- B:なんでも書けます!というライターさん
[/box]
絶対Aの方にお願いしたいですよね?
といった感じで、得意分野をしっかり伝えることができれば選ばれる確率が高まります。
[memo title=”MEMO”]
「でも、それでは他の分野の記事を依頼されない」と思うかもしれませんが、自分が得意な分野で勝負できるようになった方が、実績も積みやすく、スキルも磨きやすいです。
もしあなたが美容系が得意なライターさんだとして、「建築系の記事を」と依頼されても、1から勉強しなければならず無駄な時間や作業が発生してしまいます。
そのため、「今後も続けたい」「自分の武器にしたい」と思う分野を絞って伝えていく方がメリットが大きいと考えられます。
[/memo]
2.価格で負けない価値のある存在になれる
ブランディングができていれば、価格で負けない存在になることができます。
商品やサービスを選ぶ時に、「価格競争」になることは多々あります。
それでも「この人に頼みたい!」と思ってもらえる存在になれば、価格競争に巻き込まれることなく、あなたにお仕事の依頼が来るようになります。
ブランディングにより、相場よりも高い金額で受注することも可能です。
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]私も、昔は1本2000円くらいのライター業から始めましたが、現在は1本10,000円以上のお仕事をさせてもらっています。[/say]
3.ファンになってくれたらリピート率が高まる
最も大きなメリットは「ファンになってもらい、リピート率を高めることができる」ことではないでしょうか?
お仕事を常に探さなければならないというのは大変な状況です。
あなたのファンになってリピートしてもらうことができれば、「仕事を探す」「お客さんを探す」というのを省くことができます。
実際にお仕事を一緒にしてみて「やっぱりこの人に頼んで良かった!」と思ってもらうことができれば、相手の中であなたのブランディングが強化されることになります。
そうなると、「またこの人に頼もう」と思ってもらうことができます。
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]セルフブランディングのメリットについて見てきました。
でも一歩間違えればよく「セルフブランディング=痛い」と言わわれてしまいます。
次は「痛いセルフブランディングになっていないか」を確認する方法とその対策を見ておきましょう。[/say]
痛いセルフブランディングになってないかの確認法&対策
「セルフブランディング」と検索すると「痛い」というキーワードが予測変換で出てきます。
それほどまで、「セルフブランディング=痛いもの」と考えている、もしくは心配している人がいるのでしょうか?
無理して背伸びしているのは痛いセルフブランディング
「ブランディング」というと、「着飾ってよく見せる」と考えている人もいるかもしれませんが、ここまでに説明してきた通り、本質は異なるものです。
でも無理をして自分をよく見せようとしている人の場合は、「痛いセルフブランディング」になっている可能性があります。
[box class=”box32″ title=”「痛いセルフブランディング」になっている人の例”]
- 自分を凄そうな人に見せるよう努力している
- 見栄をはっている
- ウソをついている
[/box]
なぜこういった人が「痛いセルフブランディング」になっているかというと、無理をしているので、どこかに破綻がきてしまうからです。
- 何より自分が辛くなってしまう
- 無理しているのが伝わってしまう
- 長期間続けるのが辛くなる
など、無理をしてブランディングすることには、イイことは1つもありません。
かと言って、私は、完全に無理をしない「本来の自分=自然体」である必要も無いと思っています。
イケハヤさんも、「イケハヤというキャラクターを作っている」とよく言われています。
表に出るということは非難を浴びる可能性もあるので、そういった時に自分を守るため、無理せずできるなら、キャラクターを演じることも有りです。
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]私は不器用なのでありのままで勝負しています。[/say]
商品やサービスの宣伝をしすぎ
次に「痛い」と思われがちなので、発信情報が常に「商品やサービスの宣伝」になっている方。
[box class=”box32″ title=”商品やサービスの宣伝ばかりしていると痛い理由”]
- 売れていないんだな
- 集客で困っているんだな
- お金に困っているのかな
という印象を与えてしまうこともあります。
[/box]
お知らせや告知をしたい気持ちは十分わかります。
でも、サービスを売るというよりも自分のファンを作るつもりで、読んでくれた人にメリットがある情報を提供することも忘れずしていきましょう。
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]では次に「痛いセルフブランディング」と思われている場合に、対策としてできる心構えを紹介します。[/say]
対策1:部外者が言う「痛い」は一旦受け止めるけど気にしない
本気で何かを一生懸命やっている人に対しても、悪口を言ってくる人はいます。
影響力が大きくなればなるほど、目立てば目立つほどアンチは増えます。
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]私も凹むようなメールをもらったことがあります。
周りに相談すると「そもそも誰かを傷つけようとしているわけではないから、気にしなくていい!」と励ましてもらいました。[/say]
ただ、「そういう意見もあるんだな」と学び活かすことは大切だと教えてもらったので、そう受け止めています。
[box class=”box32″ title=”否定的な意見をもらった場合の対策”]
本当にあなたのことに親身になってくれる人からのアドバイスなのか、通りすがりの人のただの意見なのかは、区別して考える。
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対策2:笑いたい人には笑わせておけば良い
今私はTwitterやブログを一生懸命更新して育てています。
が、まだ全然収益にもなっておらず、ことアフィリエイトに関しては、知らない人から見ると怪しい可能性も高く「かやんぬ、独立したけど全然ダメじゃん」と思っている方もいるそう。
実際に収益を出していないのは事実なので、否定はできません。
でも以下のような時は、結果がどうであれ、大切な時間だと信じています。
- 自分が挑戦したいと思っていることに費やしている時間
- 自分の理想に向かって頑張っている時間
そのため、外野の意見に振り回される必要は無い気がしています。
ただ、本当に大切な人や親身に相談にのってくれる相手が「ちょっと最近の発信、大丈夫?」と言ってきた時には、真摯に受け止めるようにしましょう。
まとめ:セルフブランディングとは違いを伝えること
セルフブランディングとは?
- ブランディングとは、違いを分けるために生まれたもの
- セルフブランディングとは、よく見せる、着飾ることではなく、自分と他者との違いを伝えること
まとめ:飾ることではなく本質を表現すること
商品やサービス、デザインや機能などは簡単に真似される可能性があります。
ただ、「あなた自身」という存在や、そのストーリーや想いは他の人には真似できないものです。
「自分らしさ」を伝えながら、強みや武器を発信し続け、お客さんとの良い関係を作っていくことができれば、気づいた時には、その分野で「ブランド」になっていることができます。