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衝撃!あなたの肌の色は記憶よりも暗くてくすんだ色である

先週土曜日からサロンでパーソナルカラー&骨格のモニターさん診断を始めました。まだまだ揃っていない資料もあるので、フィードバックをもらいながら資料を作っているところです。 

その日、ギリギリのタイミングで鏡が届きました。色による影響やスタイルを確認してもらうために鏡を使います。お借りしている事務所には元々クローゼットに大きな鏡が付いているので鏡を用意する必要はなかったのですが、クローゼットが窓から遠く、自然光で診断するには光が足りなかったため購入を決意。

実際にクローゼットに設置されていた鏡で照明を当ててやるのと、購入した鏡で自然光を使ってやるのとでは、顔に映る色の印象が大きく変わりました。

ということで今日は、光と色に関する小話を3つ。

1. 人が記憶している色はある条件下で見た色である

「白色」
という言葉を聞くと、今頭の中で白色を思い浮かべたと思いますが、それは「真っ白な白」ではなかったですか?

でも本来、白色は一色ではありません。白い壁でも影になれば灰色になり、暗い部屋で見ればほぼ黒に近い色になります。それでも私たちはそれを「白色」と認識しますよね?

それは、元々持っている「白色」という色と、その場の光の量や色から無意識のうちに白色の変化を計算しているので、白色が白色を表していなくても白色と判断しているのです。

記憶の中にある「白色」はどこから来たのか?

実は、思い出そうとした時に現れる「白色」はある一定の条件下で見た色を記憶しているものです。

その条件というのが「自然光」の下で見た色ということ。

とは言っても、自然光も晴れている時と曇っている時とでは明るさが代わり、朝焼けや夕焼け時と日中では光の色が変わります。では色を記憶している時の「自然光」とはどんな光のことをいうのでしょう?

2. 色を診る時に適した光

色を診る時に、最も良いと言われている光は、「北窓昼光」「北空昼光」です。

南からの直射光は強過ぎるため、北から入ってくる光の方が優しくて良いと言われています。時間帯で言うなら、日の出3時間後〜日の入り3時間前までの時間帯。

そのため、きちんと診断をするために「夕方以降は診断を行ないません」というカラーリストさんも多いです。
 
私も最初、鏡ではなく自然光に近い光の照明を購入しようと思ったのですが、自然光に近い光はかなり高額です。しかも、自然光と同じ波形になる光はまだ作られておらず、どうしても「自然光に近い波形」を使うことになってしまうので、照明ではなく鏡を買うことで対応することにしました。

そのくらい、色を判断する時に光の色は大切であり、人が記憶している色というのはこの条件下で作られているということです。

では、記憶色はどの程度正確か?という話。

3. 人の記憶色はより明るく鮮やかになる

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「人の記憶は美化されるものである」という言葉がありますが、色に関して言えば人の記憶にはより明るく、より鮮やかな色として記憶されるという報告があります。

肌に関して言えば、「自分の肌の色を選んでください」という実験を行なうと、多くの女性は実際の色よりも明るい色を自分の肌の色として選ぶという結果が出ています。

種々の比較より、自己の肌色イメージと実際の肌色との間には主に明度において差が生じ易いことが分かった。この点は化粧の有無や顔の部位に関わらず顕著であり、総じて現実よりも明るい肌色イメージ、則ち、より理想に引き寄せたイメージが定着していると捉えられる。
(PDF>>肌色の記憶色における特徴抽出

このように、自分が思っている肌や髪の色に対する認識がずれていることは当然のこと。だからこそ、プロに診てもらう必要があります。

つまり何が言いたいかと言うと…

パーソナルカラー診断の話をすると時々「それって感覚?」と聞かれます。

が、パーソナルカラー診断は「似合う・似合わない」を感覚的に選ぶのではなく、理論的に調和を調べて行くものです。生まれ持った髪、肌、目の色素の色を基本に、それらの色と最も調和する色のカテゴリーを調べる手法です。

ということで、パーソナルカラーを診てもらう時には、適した環境下で、色を診る確かな経験を持った方に、診断してもらってください。