大学教授や医師、研究者のブランディングを担当します
この度、SCHOLAR.tokyoというイベントのプロデュースをさせてもらうこととなりました。
SCHOLAR.tokyo:http://scholar.tokyo
「超一流の研究者と企業との出会いをつくり、世の中に新しい価値を生み出す」を目的に、現在は月に1度講座を開催しているイベントです。昨日は3回目で、講師は慶應義塾大学教授、増井俊之さん。
テーマは、「当たり前に受け入れている不便を拒否しよう」。
例えば、PCが生まれて「エクセル」を日常的に使っているけれど便利なはずのエクセルが使えなくて困っている人もたくさんいて、でもそれを「不便だ」と感じて「なんとかしたい」と思える人はいない(少ない)。「誰でもすぐにエクセルが使えるようになる本」を作ればイイとかそういう次元の話ではなくて、もっと根本的に別の視点が必要ということ。
他にも、昔は電車の切符を買う時に「どこまで行きたいからいくらか?」を調べて買わなければならなかったけれど、今はSUICAやPASMOでスルーっと乗ることができます。これも「切符の価格表をわかりやすくする」という次元で考えていたら生まれなかったこと。
つまり「便利な世の中になった」と思っているけれど、私たちはまだまだ不便の中で暮らしているということ。疑わなければ新しいものは生まれないということです。
そんなイベントでの私のミッションは研究者や大学教授といった方々の魅力や研究内容の価値を伝えること。
講師はみんな業界トップの研究者の方ばかりで、肩書きだけを考えると「私なんかが物申すなんて…」と思うところもあるけれど、一人の人間として向き合えば、今までプロデュースしてきた「ヨガインストラクター」という職が「研究者」に変わっただけなので、こういう形ならお手伝いさせてもらえると思って引き受けました。
一緒にお仕事させてもらう方々、誰にたいしても思うけれど、今回も「相手の魅力を最大限に引き出せる方法を見つけたい」と想い、挑みます。
心に残った言葉。
「将来の常識を発明しよう。
昔の古いモノを見た時に「普通じゃん」と思ってもらえるようなものを作ろう。」