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女性が独立&起業する前に知っておくべき産休・育休の仕組みとメリット

女性が独立&起業する前に知っておくべき産休・育休の仕組みとメリット

こんにちは、kaya(@kaya_yg)です。

kaya
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よく驚かれるのですが、私は高校生の時から付き合っている人と結婚しました。そのため、付き合っている期間を考えると今年で19年。来年、20年を迎えます。

高校に入学したばかりの私は「高校生になったらめっちゃ勉強していい大学に行って、いい会社に勤める人と結婚するんだ!」と思っていたのですが、うっかり、進学校なのに入学式の日から茶髪で先輩にスリッパを盗まれている田舎のヤンキー?と付き合うことになり、付き合って2ヶ月で「将来、結婚しようね」と約束し、そのまま結婚。

付き合い始めた彼は見た目こそまぁまぁ良かったものの、頭が悪く科目によっては下から数えた方が早いような人。

「俺、別に大学、行かん」と言っていたので、

kaya
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やばい、この人と結婚するんだったら、私、子ども生んでも仕事続けないと…子どもを生んでも家で子どもを育てながらできる仕事…独立するしかないのか?!

と次第に考えるようになり、割と早い頃から「自分の力で生きていく」ということを意識し始めていたように思います。

そのため、新卒では「女性向け起業セミナー」などを開催していた会社に入社。その後いろいろあり、ライターとして独立するのですが…

今、私はあの頃の私に教えてあげたい。

kaya
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世の中には、『育休』というとても便利な制度があります。仕事を休んでいてもお金がもらえる制度です。でもそのために、あなたは独立していてはダメなんです!!!!!!

独立した先に待っている世界は、出産後も働き続けないと無収入になってしまうという過酷な世界。絶対に、育休がある会社員の方がラクです!

と。そこで今回は、「独立したい…」「起業したい…」と考える女性に、決断する前に知っておくべき妊娠・出産に関するお金の話です。

今やめるのはもったいない!産休・育休は本当にいい制度

産休は「産前休業」と「産後休業」のあわせて14週間

一般的に「産休」と呼ばれているものは、出産予定日を挟んで「産前休業」と「産後休業」に分けられます。

  • 産前休業:出産予定日の6週間前からお休み(多胎の場合は14週間前から)
  • 産後休業:出産の翌日から8週間のお休み

この期間、下記の条件に当てはまる人は「出産手当金」としてお給料の2/3程度がもらえます。

  • 勤めている会社の健康保険に加入し保険料を払っている
  • 給料の支払いが発生していない、または支給額が出産手当よりも少ない
  • 妊娠4ヶ月以上の出産

ちなみに、産前休業に関しては、絶対的なものではなく、申請すればとれるお休みとなります。そのため、ギリギリまで働き続けている方で出産手当金よりも多くの給料をもらっている場合、出産手当金は給付されません。

一方、産後休業に関しては、産後8週間は、法律が働くことを禁止しており、それでも働きたい方は、医師の許可があれば産後6週間から働くことが許可されます。

kaya
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あれ?私、働いてたけど…この場合、誰が罰せられるの?

もちろん、フリーランスになると産休はありません。ちなみに私は、予定日の夜中0:00ぴったりに破水したのですが、その日の23:30頃まで働いていました。予定日の2週間ほど前までは出社していた気がします。

そして、破水した日は一日陣痛が来るのをまだかまだかと待っていたのですが来ず…翌日に無事出産し、産後数時間後には、メールを返したりと仕事に復帰していました。

kaya
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慌てて入院したのでPCを持参するのを忘れてしまい、出産日の翌日、旦那さんに頼んで病院にPCを持ってきてもらいました笑

育休は基本的に1年間、延長すれば2年間

そして私が喉から手が出るほど欲しかったのが「育児休業給付金」。そう、働かなくてもお金が入ってくる夢のような制度です。

  • 期間:産休が終了〜基本的には1年間(保育園に入れないなど特別な場合は延長が可能)
  • 金額:初めの6カ月は給料の67%、その後は50%
kaya
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夢のような制度と言っても、1日中子どもと2人きりの子育ての方が大変、というのは別の議論なので省きますが…ちなみに私は、1日中子どもと2人きりの日が続くと発狂しそうになるので、それを数年単位でされている専業主婦の方を心から尊敬しています。

育休・産休中は社会保険料が免除

上記2つのお休み中は、健康保険や厚生年金の社会保険料が免除になります。「免除」なので、この期間に保険料を支払っていなくても将来受け取る年金額が下がることはありません。

  • 免除の期間:産休開始月〜産休終了予定日の翌日の月の前月+育休開始月〜終了予定月の前月
kaya
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と、上記のように、「会社の健康保険に加入している方」だけが受けられる産休・育休という本当にステキな制度があります。もちろん、独立・起業するとこれらは一切、適用されません。

全国健康保険協会のサイトにも下記のように記載があります。

被保険者や家族の生活を保障し、安心して出産前後の休養ができるようにするために設けられている制度です。
参考:出産に関する給付

そうなんです!産休・育休とは、安心して出産前後を過ごすためのものであり、独立・起業した女性にはなかなか厳しいものがあるのが、現在の日本です。

ちなみに、フリーランスの方(国民年金第1号被保険者)が妊娠・出産した場合でも、平成31年4月より、出産前後の国民年金保険料が免除される制度が始まりました。(届出が必要です)

  • 期間:出産予定日が属する月の前月から4ヶ月間(多胎の場合は、出産予定日が属する月の3か月前から6か月間)
  • 対象:平成31年2月1日以降に出産された方

参考:国民年金保険料の産前産後期間の免除制度

kaya
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私の場合、第一子出産の時にはありませんでしたが、第二子は令和元年10月末が予定日なので、これが適用されます。申請しなくては!

「育休なし!」には、パートナーの理解も必要

結婚を考えている人、もしくは結婚していてこれから子どもを生みたいと考えている、パートナーがいる人は「育休がないこと」に対するパートナーの理解も必要です。

私はもうフリーランス歴が長く、子どもを生んでも仕事を続ける気持ちがあったので、旦那さんは何も言いませんでしたが、「母親にはできるだけ子どもと一緒に過ごして欲しい」と考える男性は多いものです。

私は保育園に預ける前も子連れで出社し、ベビーシッターさんに来てもらい仕事をし、生後半年を迎える4月には運良く0歳で子どもを保育園に預けることができましたが、それに対して旦那さんは「しかたがない」と言いました。

「しかたがない」という言葉の裏には、彼の中には「0歳で預けるのは早いのでは?」という気持ちがあったのかもしれません。

kaya
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その言葉を受け、私は「だったら、おまえが見ろよ」という言葉をそっと飲み込みました。
まとめ

男性によっては「0歳の間は一緒にいてあげて」と言う方もいると思います。

その時、産休・育休がない女性は、仕事も思うようにできず、無収入という状況に、心理的に、金銭的に耐えられるか否かは、独立・起業する前に考えておくべき、またはパートナーと話し合っておいた方が良いポイントだと思います。

それでも私が社員にはならない理由

と、上記、記載した通り、「産休・育休」という天国を捨ててまで、私が独立している理由は2つ。

1.仕事が好きだから離れたくない

単純に仕事が好きなので、仕事をやめると生きていけない気がしています。第二子出産を機に大きく減らすことはありえますが、仕事をやめることはないと思います。

仕事を休むこと、現場から離れることに対する不安があったのも事実です。

仕事が好きだったからこそ、出産するまでは本当に仕事一筋で生きてきたので、仕事に戻れなくなってしまうのはイヤだという気持ちもあり、出産しても休むことなく働き続けてきました。

kaya
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そして「家庭」だけでなく、「仕事」という場でも自分を必要としてくれる人たちがいてくれたことも、自分が自分であり続けるための力になった気もします。

育休は確かに良い制度ではありますが、生んで数年休んだ後に、「以前と同じような仕事に戻れるか?戻りたいか?」と考えると職場的にも本人的にも難しいところがあるのではないでしょうか? もちろん制度は整っていても、キャッチアップするのは大変だと思います。

「保育園に入れたくても入れない」という意見もあると思いますが、保育園に入る前でも、私はベビーシッターさんに短時間でも依頼して仕事を続けていました。

「そこまでして仕事をする必要があるのか?」という声もあるかと思いますが、子どもに「働くことは楽しい」と思って欲しいし、「好きなことを自分のために諦めた」とは思ってほしくないので、できる方法を常に探してきました。

その結果、

kaya
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どうせ仕事を休まないのであれば、育休は私には不要かな?

と思い直し、「いいなー、羨ましいなー」と思いながらも第一子出産後も、社員という道は選びませんでした。

もちろん、今しかない子供の時期を離れ離れに過ごすことへの勿体なさみたいな気持ちもありましたが、それでも仕事が息抜きにもなり、限られた時間の中で子どもと向き合い、今日まで大きなストレスを抱えることなく、お互いに笑顔で居続けられたのだと思います。

2.自分の人生を好きなように使いたい

仕事で「締切」といった責任は抱えていますが、期日までに時間をどう使うかを決めるのは自由、それがフリーランスの醍醐味です。

例えば、

  • 子どもが熱を出して働けない日がある:そんな日はそばにいてあげたい
  • 子どもの検診などの行事を入れやすい
  • TEST前などは仕事よりも勉強を優先したい:先に仕事を終わらせておける

など、フリーランスだからこそ、自由にスケジュールを組むことができます。

そして何よりも、

kaya
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満員電車に乗って毎日同じ時間に同じ場所に出社するという生活が私には耐えられない!

というのが最たるところ。

育休は本当に良い制度ですが、復職したものの子どもの体調不良などで大変な想いをされている方は多いと思います。

そんな中で、仕事をしながらも、天気が良ければ外で仕事したくもなるし、雨が降れば極力でかけたくない…といったワガママを通せるのがフリーランスです。

  • 朝ごはん作る・晩ごはん作る
  • 保育園の送り迎え(送りは基本旦那)
  • 締切のある仕事
  • 入れられてしまった打ち合わせ

など、ある程度のタスクはあるものの、朝起きた時の気分でその日1日の過ごし方を決めています。

kaya
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この生活を手放してまで育休が欲しいとは思わない

というのが私が社員にはならない理由です。

まとめ

どちらが良い悪いではなくて、「どちらが自分にとって幸せか、どう生きていきたいか、どう子どもと向き合いたいか」というのを考えた上で、社会の制度を知った上で、自分が望む道を選べる女性が増えるといいなと思います。