後輩に贈る仕事哲学

場面に合わせて、評価されたいカードで勝負すると人生はラクになる

評価されたいカードで勝負すると人生はラクになる

自分で言ってしまうけれど、私は仕事ができる方だと思う。「仕事ができる」と言うと語弊があるけれど、今の職場で必要とされるスキルはほぼ網羅していて、誰よりもスピード早く、クオリティ高く、かつ丁寧に仕上げることができる。

仕事に対して、自分が創るものに対して、想いがあるし頑張ってきた自負があるからこそ、仕事に対して他人にも厳しい。というか、みんなからは「怖い」と思われているらしい。

今私をサポート?してくれている子がみんなが締切を守らなくて困った時に、「そんなにやらないならkayaさんに言いますよ!」と私の名前を脅し文句に使っていると聞いて、そのくらい怖い人と思われているのかと驚いたけれど、ある意味「名前だけで人を動かせるとは、私もえらくなったなー」と感じてなんだか嬉しかった。

ビジネスという場においては、人間性より仕事との向き合い方

ビジネスという場において、人から好かれようとか気に入られようという感情は持たないようにしている。というか、ここ数年は人間で関係で悩むことは無くなった。正しいと思う仕事を真摯に努めていけば、同じような気持ちで仕事に向き合っている人は必ずわかってくれると信じられるようになった。

「期待以上の仕事をする」これが私が持っているカードで、常に相手の期待を上回る仕事をしたいと思っているし、そうするからこそ、評価してもらえるのだとも思う。

真摯に向き合うからこそ、言うべきことは言うしダメなものはダメだし、やるべきことをやらない人にはイライラして、それが怖いという評価に繋がるらしいが、自分が真摯に仕事と向き合ったが故に「怖い」とか「嫌い」という感情で評価されてしまうなら、それはもう無視してイイ気がする。(ただ、人から好かれている方が仕事をしやすい、というのはまた別の話)

特に私は、フリーランスという外部契約なので「いつ切られてもおかしくない」と思って働いていて、その覚悟が「絶対にいいものを創る」という気持ちをキープしているようにも感じる。人間関係で仲がイイのはイイことだけれど、周りに気を遣ったり、ご機嫌をとったりすることが優先されてイイ仕事ができないくらいなら私は嫌われていてもイイ。仕事は結果が全てだから。

それは、わかる人はちゃんとわかってくれる。

ビジネスという場でやるべきことは「気に入られよう」とすることではなく、仕事で結果を出すこと。

ただし、いくら仕事ができても、家庭でそのカードは使えない

一方、家庭では「部屋をキレイにしてよく笑うこと」を大事にしている。というか、料理は夫くんの方が格段にうまいので、私はそのくらいしか使えるカードを持っていない。

時々「料理」というカードを頑張って使ってみるけれど、夫くんが「味見した?」「もうちょっと◯◯入れた方が美味しいな」と言ってNGを出してきて、ひどい時には「今日は失敗でした」と申告すると一口も食べない日もあるので、「というか、材料もったいないよね?」と思って料理というカードはどんどん使われなくなっていった。(たぶん、普通にはできてると思うんだけど)

結婚するほど好きでも一緒に仕事をしたい相手ではない

いつだったか夫くんに「起業したいと思う?」といった話を聞いた時、「もし起業したら私を雇う?」と聞いたら「絶対雇わん!」と丁重にお断りされた。

自分では割と仕事ができる方だと思っていたので、なんだか不服で理由を尋ねたら「だって、俺、おまえが仕事してるところ見たことないし、仕事ができるのかできないかも知らんもん」と言われて、「確かに」と思った。彼は(たぶん)私のことを好きでいてくれるけれど、私が仕事ができてもできなくても彼にとっては関係ないらしく、家庭と仕事とは別なんだと改めて思った。

私は「期待以上の仕事をする」というカードを持っている。それを家庭で使おうとしても「だから何?」で終わるだろうし、「料理」カードでは夫くんに全く勝てないから「掃除」と「ニコニコ」カードしか今のところ持っていない。

私の「期待以上の仕事をする」というカードは、「人格的にどうか」という点で勝負すると貧弱だけれど、ビジネスという場で出すならば、今のところ勝ち続けている。

どの場面でどのカードを出すか。

そんなにたくさんの種類のカードを持つ必要はなくて、使いたい場面で勝ち残れるカードを数枚持っておくと人生はラクになる気がしている。ちなみに今のところ、ベビ(11ヶ月)に対しては、どれだけ泣かれたとしても「おっぱい」というカードで私は勝ち続けている。

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