セミナーや講座 集客成功のコツ!WEBサイトを使った方法まとめ

[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]こんにちは、女性やママのひとり起業を応援するかやんぬ(@kaya_uni)です。[/say]
私は10年近く、セミナーや講座の集客の仕事に携わってきました。そこで後輩たちに伝える意味も込めて、私がセミナーや講座の集客をおこなう際にやっていることをまとめました!
もくじ
こんな問題を抱えているかたに
[says name=”” img=”/wp-content/uploads/2019/09/mama-icon2.png”]セミナーを開催しようと思ってWEBで告知したけれど、思ったように人が集まらないんです。[/says]
[box class=”box32″ title=”こんな悩みを抱えている方に”]
- セミナーを開催したいけれど内容が決められない
- セミナーを開催するけれどPR方法、集客方法がわからない
- セミナーを開催するけれど人が集まらない
[/box]
上記の悩みを抱えている方に読んで欲しい記事です。
そもそも書き手の私はこんな経験をしてきました
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]現在中小企業診断士の勉強中でWEBマーケティングを強みとしています。前述した通り、ある業界で10年近くセミナー事業の企画・運営・集客を担当していました。[/say]
まず先生を見つけるところから始まり、どの先生にどんな内容でいくかを考えます。先生が決まれば、先生の最もウリとなる部分を見つけ、講座・セミナーの企画をします。
- どんな内容で
- 受講後にはどうなっているのか
- どんなフォーマットで(何日で何時間開催かなど)
- いくらで開催するのか
などを決めていきます。その後、PRページを作成し、SNSやオウンドメディアで集客をおこなっていきます。
これまでに250種類以上の講座の企画やPRページの作成に携わってきましたが、その経験を踏まえて、わかったこと、学んだことについてマーケティング知識と絡めながら書いています。
大前提、企画がしっかりしているか
セミナー告知ページを作ろう、WEBで集客しようと思っても、そもそも企画が曖昧、コンセプトがない状態だといくら一生懸命告知しても集まりません。
セミナーを企画した後で集客を考える方が非常に多いですが、そもそもターゲットにリーチする方法を知らなければ、お客さんは来てくれません。ターゲットにリーチする準備はできているのかについても考えてから企画しましょう。(なければ広告を使うという方法もあります)
まず企画がしっかりしていないかも?!という時には、コンセプト作りに関する下記を読んでみてください!
[kanrenc id=”2308″]
商品を売る場合も集客をする場合も同じですが、まずはランディングページ、受けページの準備から始めます。
いくら告知をしても、受けページ、商品・セミナー告知ページがよくわかならいものになっていると、お申込みにはつながらないので、ここは何よりも優先して時間をかけて作成するようにします。
セミナー告知ページを作る時の鉄則5

セミナー告知ページを作る時の鉄則5
鉄則1:ターゲットが来やすい日時、場所で組めているのか
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]こちらも告知ページを作る前の大前提ですが、せっかく内容を作り込んでいるのに、日時や場所が適当に考えられている場合があります。[/say]
内容が本当によくても、来れない日時や場所だと、「参加したいのにできない」という事態に陥ります。そうするとせっかく作ったページも企画も意味を成しません。来て欲しい人は本当に来れる日時・場所なのかを再度考えておきましょう。
鉄則2:重要な情報がページを開いたらすぐにわかること
- 誰向けなのか
- いつどこであるのか
- いくらなのか
- 何の講座なのか
といった、最も基本的なデータは、ページを開いたらすぐにわかるように上の方に記載しておきます。その後、内容や想いを書いた後、再度下の方にも掲載しておきます。
鉄則3:受けることでどうなるかのメリットを明確に
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]一生懸命作ってあるページでもこれが抜けている、もしくは明確に表記されていないページが多々あります。[/say]
例えば、
- 資格が発行されるのか
- 何かができる権利がもらえるのか
- 何かができるようになるのか
- 何か制作物ができあがるのか
など、受けたあとに「どうなるのか」を明記しておきましょう。主催した側はわかっていたとしても、書かなければ伝わりません!
鉄則4:商品やサービスにどんな特徴があるかがすぐわかる
- なぜその商品やサービスでなければならないのか
- 同類のセミナーに比べて何が違うのか
を明記します。
例えば、「1日で100人集まる集客方法がわかる!」というメリットのセミナーを企画した場合。
[box class=”box32″ title=”どちらが有利?”]
- 1日で100人集客を10回達成した講師が担当
- 1日で100人集客を1回しか達成していない講師が担当
[/box]
上記2つを比べると、圧倒的に前者の方が有利です。
では、集客できないか?というと、決してそんなことはなく、例えば「1日で100人集客する方法を完全マニュアル化!初心者でも必ずできる!」など、ほかの特徴を探す、もしくは強みを作り出せば、類似セミナーに負けないページを仕上げることができます。
勝てる土俵を見つけるのも企画の大切な要素です。
鉄則5:企画の想いやコンセプトに共感してもらう
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]最後に「なぜ、この講座やセミナーを開催しようと思ったのか」をちゃんと言葉にして伝えます。[/say]
「ちょっと興味がある」という人の気持ちを大きく動かせるのはこの部分です。「そんなに想いがこもっているなら」「そんなに熱量がかけられているなら」と、人の心を動かすのは、熱い想いだけだと思ってください。
そのため、「お金になりそうだから」とか「簡単に集客できそうだから」「仕事だから」という感じで組んだ企画は必ず集客に苦戦します。
「この人をこんな理由で助けたくて!だからこういう人に来て欲しい」を言葉にして伝えてあげてください。そこに共感した人は、必ず興味を持ってくれます。
ここまでできてから、ようやく告知(拡散)を始めていきます。告知にはリアルマーケティングや広告を使用した方法などがありますが、今回はWEBマーケティングに絞ってご紹介します。
見つけて買ってもらうまでの流れ(AIDMA)

AIDMAの法則(見つけて買ってもらうまでの流れ)
マーケティング用語で「AIDMA」という言葉があります。
これは、人がそのセミナーがあることを知ってから、購入にいたるまでの行動パターンを説明したものです。下記の右側()で書いてあるものは、その時々で何を意識すべきかということについて触れています。
- 認知 Attention:セミナーがあることを知ってもらう(とにかく様々なところで伝える)
- 興味 Interest:興味を持ってもらう(キャッチコピーやデザイン力)
- 欲求 Desire:自分ごとだと思ってもらう(リード文やセミナーの内容)
- 記憶 Memory:忘れてたけどやっぱり欲しいと思ってもらう(繰り返し目に触れさせる)
- 行動 Action:購入!(書いやすい、申し込みいしやすい設計にする)
上記5つのSTEPについて、施策を順番に説明していきます。
STEP1:知ってもらう方法を増やす
STEP1は「認知:セミナーがあることを知ってらもらう(とにかく様々なところで伝える)」の段階です。
WEBを使って告知をするには様々な方法がありますが、お金をかえずにやろうと思うと、まず1番いいのは、セミナーを企画する前に、先に想いを伝えて人を集めておくこと。これができたなら、集客が比較的楽にできるようになります。
そのためには、数ヶ月〜1年ほどかけて、地道にブログを更新するなどの事前準備が必要となります。
また、FBやtwitterなどを使うにしても、基本的にはフォローしてくれている人にしか届かないので、イベント企画の前にフォロワーを増やす努力も必要です。ただ、急遽決まった場合でもできることはたくさんあるので、下記を参考にしてみてください。
WEB集客で使用できるツール一覧
- 自分のサイトでの告知
- SEO対策
- Facebookのイベントページ
- Facebook広告
- SNSのプロフィールにも掲載
- メールマガジン
- LINE@
お金を払ってできるリアルも含めた広告ツール
- リスティング広告
- SNS広告(FBやtwitterやinstagramなど)
- チラシ(ポスティングや折込)
- メルマガへの広告掲載
- DM(はがき)
- 無料セミナーを開催
セミナー集客のためのサイトを利用
お金をかけたくない、フォロワーも少ないという場合には、セミナー集客用のサイトを利用するのも方法です。
そのほか「エリアのイベント紹介ページ」、「業界の専門メディアのイベント紹介ページ」などに掲載してもらう方法もオススメです。
集客の予約&入金管理までしてくれるオススメはPeatix
私も使ったことがあるオススメはPeatix。
集客支援サイト:Peatix (ピーティックス)| グループ・イベント管理、チケット販売・集客サービス
ページ作成も簡単で、集客できるだけでなく入金管理や参加者の管理までできます。Peatixのサイト経由で事前に参加費をお支払いする場合は数%をとられますが、
- 現地で徴収
- 申込み後にメールで入金を案内
など方法を考えれば、実質無料で利用することができます。Peatixの良いところは、興味関心が似ているものをオススメでメルマガで流してもらえたり、Peatix内のイベント検索で見つけてもらうことができるので、自社で顧客を抱えていなくても数人であれば集客が可能なところ。
ターゲットにあわせて使うツール(チャネル)を使い分ける
[says name=”” img=”/wp-content/uploads/2019/09/mama-icon2.png” class=”color1″]こんなにたくさん集客ツールがあると、どれを使ったら良いのかわからない…全部やるのは大変過ぎる気がするんですが…[/says]
[say name=”かやんぬ” img=”/wp-content/uploads/2018/11/kaya-prof.jpg”]そうですね。確かに集客ツールはたくさんあります。使う時間が限られている、予算がない場合などは、ターゲットにあわせてどのツール(チャネル)を使うかも考える必要があります。[/say]
例えば、若い人だとFBよりもinstaやtwitterの方がよく使われています。また、シニアを対象にする場合には、そもそもWEBよりも紙媒体のツールの方が効果的だと思います。といった、そのターゲットの生活圏はどこなのかを知った上で使うツールを選定していきます。
予め「どれとどれはするけれど、どれはしなくても良いか」まで考えておきます。やるべきことの中で優先順位が高いものかあやっていけば、やるべきことに注力できると思います。
準備段階の様子もブログでPR
集客ツールとは異なりますが、告知を始めたら、開催までの期間で準備段階をPRしていく方法もオススメです。自分のブログで、
- どんな準備をしているのか
- どんなことを考えているのか
- 何を楽しみにしておいてほしいか
など伝えて、ワクワクを高めておけば、参加者の気持ちも離れず当日キャンセルが減らせます。
実際、申込み後、何のフォローもない場合と、開催日までのフォローメールがある場合とでは、後者の方がキャンセルの発生が少なくなります。せっかくの申込みが当日キャンセルになるのはもったいないので、ぜひ試してみてください。
STEP2:悩み+解決策でキャッチーなコピーやデザインを使う
STEP2は「興味:興味を持ってもらう(キャッチコピーやデザイン力)」の段階です。
これは、
- 検索した時に出てくるタイトル
- 自社サイトに貼るバナーに載せる文字
- 広告を出した時のバナーに載せる文字
など、人に見てもらう時に、まず興味を持ってもらう施策をキャッチーにするということです。
興味をもってもらには、常に一瞬一瞬が勝負です。世の中に情報は腐るほど溢れている中で、興味を持ってもらうためには、
- 適切なターゲットに
- 適切な悩み+解決策のキャッチコピー
- (画像を使う場合)コピーを助けるデザイン
この3つの掛け合わせが必要です。
この掛け合わせにより、リンクやバナーをクリックしてもらってこそ、先程作った商品ページに飛んでもらうことができます。
STEP3:選んでもらえるわかりやすいページ作り
STEP3は「欲求:自分ごとだと思ってもらう(リード文やセミナーの内容)」の段階です。
ページに飛んでもらった時、ようやく紹介したかったセミナーについて伝えることができます。ここで一番必要なことは、前述した鉄則をすべて踏まえた上で、わかりやすいことです。
まず、鉄則がクリアできていれば
- 誰向けなのか
- どんな悩みを解決してくれるのか
- なぜそれが可能なのか
- どんな想いで企画されたのか
がわかれば「あっ、私のためのセミナーだ」と思ってもらえる率が高まります。
そして最後に、参加者の声や実績で「このセミナーなら私の希望を叶えてくれそう!」と思ってもらう根拠を提示します。
例えば「セミナー集客方法を教えます」と言っているサイトに
- 何も根拠がない場合
- セミナー集客100回やって全て満員御礼にした実績がある人が作っているサイト
この2つなら間違いなく後者を選びますよね?
検討段階にあがった時に、「こっちの方が確実かも!」と思ってもらえる根拠を提示しておきます。
STEP4:「忘れてたけれど、また見かけてやっぱり欲しい!」のきっかけを作る
STEP4は「記憶:忘れてたけどやっぱり欲しいと思ってもらう(繰り返し目に触れさせる)」の段階です。
人は「いいな」と思ってもすぐに忘れてしまう生き物です。そのため何度も目に触れさせて「やっぱりこれは買うしか無い!」と思ってもらうことが必要です。
そのためには何度もその人の目に触れる必要があります。
「人は出会う回数が多いものを好きになる」というのが心理学的にも証明されています。何度も目にすることで「気になる」が「欲しい」に変わっていくので、1回ダメだったからと諦めずに、何度も告知していきましょう。
STEP5:買うまでのSTEPをスムーズにする
STEP5は「行動:購入!(書いやすい、申し込みいしやすい設計にする)」の段階です。
いざ「買おう!」と思った時に「あれ?どこから買うの?」と思うサイトが時にあります。また新規登録やログインが複雑で、何度か試したもののよくわからなくて諦めたこともあります。
そうならないためにも、最低限下記のことは注意しておきましょう。
- いつ、どこで、いくらで開催するのかなどの基本情報がすぐにわかる
- ほしいと思った時にスムーズに買える
- 申込みボタンがわかりやすい場所にある
- 煩わしい入力フォームなどがない
- お金の決済方法が簡単である
ランディングページをページをつくるのが難しい場合でも、すぐに購入できるようにしておきましょう。
“集める”よりも”集まる”企画とPRを
“集める”と”集まる”は少し異なります。
最初は”集める”を頑張る必要がありますが、
- 企画がターゲットに本当に刺さるものである場合
- 既にそのセミナーを待ち望んでいる人がたくさんいる場合
などは、”集まる”セミナーになります。”集まる”ようになると開催がすごく楽になります。
知人が少ない間は”集める”を積極的におこない、参加者の声などを載せさせてもらい、少しずつページを作り込んでいくのも方法の1つです。
セミナーや講座の集客で悩んでいる方は、ぜひ一度上記を見直してみてください!