子育てプロジェクト

「相手の立場に立って」と言う親は「子どもの立場」に立って考えているか?

「子どもの立場」に立って考えているか?
kaya
kaya
こんにちは、kayaこと、栢原陽子(@kaya_uni)です。

もうすぐベビが1歳の誕生日を迎えます。この1年を振り返ると、毎日が戦いであり、ベビも私も成長であり、気づきの多い日々でした。

最近のベビは一瞬ですが手放しで立つこともできるようになり、何にでも興味津々。「入ったらダメ!」というところにこそ足を踏み入れ、積み木やプラスチックのおもちゃを始めとしたあらゆる物を掴んでは投げたりどこかに隠したり。先日はおもちゃがゴミ箱に捨てられていました。

そして先日は、ガスコンロの電池の蓋が無くなってしまい、たぶんベビがこっそりゴミ箱に捨ててしまったんだろうと疑っています。

赤ちゃんに、『叩かれた人は痛い』を伝えるべき?

まだ赤ちゃんなので無邪気にいろんなものを投げたり叩いたりしてきます。先日は、行ってらっしゃいのチュウをしようとしたところ、顔を近づけた瞬間にバシッと叩かれて「おい!!」と思った次第ですが(それを見て夫くんは笑っていました)、私も大人なので痛いわけではないのですが、同じような赤ちゃんやお友達を殴ってしまった場合には痛いのでは無いか?とママとしては悩ましいところ。

実際ベビも保育園で噛まれたり叩かれたりしたこともあり、本人は覚えていないと思うし、私も全く気にはしていないけれど。でもお友達を傷つけてしまうのはベビとしても本意ではないと思うので、「叩かれると人は痛い」ということは教えてあげたいなと思っています。

ベビはなぜ叩くのか? ベビの気持ちになって考えてみた?

米太郎
米太郎
バシバシ!バシバシ!
ママ
ママ
ベビ!叩いたら、痛いよ!!わかる?ママ、今、痛かったよ!
米太郎
米太郎
……?
ママ
ママ
顔を叩いたり引っ掻いたら痛いの。わかる?
米太郎
米太郎
あうー
ママ
ママ
わからんか…
先生
先生
どうした? 困っておるようじゃのう?
ママ
ママ
あっ、先生!そうなんです。最近、ベビが顔を叩いたり引っ掻いたり、物を投げてくるんです
先生
先生
ほう、それで? ママとしてはどうしたいのじゃ?
ママ
ママ
叩かれた人は痛いよ、と相手の立場を少しでも理解して欲しいと思ってます
先生
先生
0歳じゃ、無理じゃろう?
ママ
ママ
無理かもしれないけど、伝えるのは大事かなって
先生
先生
ふむ。ママは”相手の立場を理解する”というのを教えたいと言っておるが、それではママは、ベビ………ベビ………………………………なんとも可愛いのぉ……
米太郎
米太郎
ばーーぶーー
ママ
ママ
…。

”赤ちゃんの立場”になって考えたことがあるか?

先生
先生
こほんっ。ママは、”ベビの立場”を考えたことがあるのか?
ママ
ママ
ベビの立場???
先生
先生
そうじゃ。今は人の顔に興味があって触りたいだけなのかもしれん。でも力加減がわからんからどうしても叩いているようになってしまう。

本当は大好きなママの顔を触りたいだけなんじゃ。だとしたら、どうじゃ?

ママ
ママ
……許す!許す!!全然許す!!
先生
先生
切り替え早いのぉ。物を投げるのも、投げているわけではなくて渡したいのかもしれんぞ? 大好きなママに自分の好きなおもちゃをプレゼントじゃ
ママ
ママ
………………………?!?!?!

ベビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先生
先生
つまり、ベビの立場に立つと、ただママが好きなだけなんじゃ。なのにやる事なす事、ダメ出しをされてしまうんじゃ
ママ
ママ
………………………なんだか、ベビに申し訳ないです
先生
先生
これからは、まずは、ママが子どもの立場になって考えてあげるのじゃよ
ママ
ママ
はい!!でも………保育園のお友達にも同じことをしていたら、お友達を傷つけてしまうんじゃないかと心配です
先生
先生
それは、そういうことが無いように見てあげてください、と一言保育士さんに伝えておけば解決じゃないか?
ママ
ママ
そうか!そうですね、そうします!!

子育ては子どもと一緒にママも成長すること

子育ては夫婦のプロジェクトだと思うのですが、こんな風に、子育てをしていて自分が成長させてもらうことも多く仕事以上に気づきがたくさんあります。今日の話は、ヨガの経典「ヨガスートラ」という教えの中の1つであり、ヨガスートラでは第8章まである中の第1章では「ヤマ=すべきこと」が紹介されています。

その中で「サティヤ」という教えがあります。これは日本語では「正直でいること」と訳されることが多いのですが、「相手の中に自分の存在を見ること」というのが解釈です。

「相手の中に自分の存在を見る」からこそ、相手に対して失礼なことをしない・嘘をつかない=正直でいる、と訳すことができます。「相手の中に自分の存在を見る」というのは、言い換えれば「自分が相手の立場なら」を考えること。

私は私なりにベビのことを思って、友達を傷つけて悲しい想いをしないようにと考えていました。でもそれはベビの気持ちを考えていなかったということに気付かされました。私が本当にベビの気持ちになって考えることができていたなら、単純に「叩くのがダメ!」とはならなかったはずです。

「相手のことを想う」と「相手の立場になる」は少し違うんですね。無駄に人を傷つけることや悲しい想いをするのは防いであげたいですが、ベビの気持ちをちゃんと見て、その気持ちを大切にしてあげたいなと思いました。