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フリーランスとして、ママとして、自分をブランドにする生き方|栢原陽子

仕事哲学

その道の先にあるものはお金か?大志か?

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先日20代の子と話をした時に「夢は?」と聞くと「複数のところからお金が得られる状況を作ることですかね」と答えてきたので私は「すごいなー。私が同じくらいの歳の時、少しでもヨガジェネで役に立てるようになるために、ヨガがもっと広められるようにがむしゃらだったわ…お金のことなんて考えたことなかった…」と思い出しながらポカーンとした。

すると、隣にいた師匠がその若者に向かって

おまえなー、もっと夢を持て!!!20代がお金の話なんてするな

とアドバイスし始めた。

師匠の言葉を聞いて「あっ、そっ…そうか。大人としてのアドバイスはそっちか!」と我に返った。
 
 
幸いいつも私は夢を追い続けて来た。

「それは恵まれた環境だったから言えるセリフだ」と言われてしまいそうだけれど、私も人並みにはお金で苦労してきた。それでも「お金を稼ぐこと」を1番の目標にしたことはない。

だって、つまんないんだもん、単純に。

以前、私が「もっと稼ぎたい」的なことを言った時に師匠が言った。「そんなに稼いでどうすん?」と。ちょっと考えて「やっぱりいらん」と結論を出した。
 
 
もはやどこかで暴露してると思うから書くけれど、私がヨガジェネに入った時の初任給は12.5万円だった。3ヶ月間無休で、朝6時か7時から日が変わるまで働き続けた。もちろん保険も年金も自分で払っていた。家賃も彼とのシェアできっちり半額払った。「いらない」と言われたが、甘えたくなかったし、自分の力で生きていたかったから。毎日おにぎり1つを握りしめて会社に行っておなかが減らないように昼と夜に分けて少しずつ食べた。

辛いと想ったことは一度もなかった。そこにいるのに役に立てないことの方が辛くて「早く求められる人になろう」と無我夢中だった。
 
 
そして今、自分が望んだ環境でお仕事をさせてもらっている。もうちょっと働き方を変えれば今の1.5倍くらいは稼げる気がするけどそれはやらない。今、そこまでしてお金が欲しいとも思わないし、楽しくないから。

お金があってもなくても、着たい服はそんなに高くないし、少食なのでそんなに食べれないし、読める本には限界があるし、時間は限られてるし、大して何も変わらない。(子供ができたら違うと言われて、それはそうかも、とも思うけど)

それと、入ってくる小さいお金は気にしないと決めてる。月に10万収入が増えて面白い仕事ができないなら、10万少なくても一緒に働きたい人たちとやりたい仕事をしたい。

絶対そっちのほうが自分のためになると思うから。
 
 
お金は自分の能力の評価でしかなくて、でもその評価さえ、いろんな事情によって左右される。例えば今、私が「この会社でこの人と働きたい」と思いスタートアップ企業に飛び込んだら今の1/3の金額でも働くかもしれない。それは私の価値が下がったわけではなく会社がそういう状況だから。
 
 
冒頭の会話があった後、私も自分の夢を見直した。

「本を出したい」とずっと言ってきたけれど、そこがゴールなわけじゃない。何のために文章を書いているのか、本を出したいのか、ヨガに関わってるのか、をもう一度見直している。
 
 
ちょっと考えてみて欲しい。

あなたがその道を選ぼうとしているのは、何のためですか? その道の先には何がありますか?
 
 
その道の先にあるものが心から叶えたいと願う大志であればイイなと思う。

-仕事哲学

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