後輩に贈る仕事哲学

ヨガインストラクターには「ヨガを伝える」ことと真剣に向き合う責任がある

MIKIZO&kaya

今でも初めて会った時のことはハッキリと覚えている。

東急東横線の中目黒駅で6月か7月の夕方17:00頃に待ち合わせをした。もう夏も間近だというのにその日は小雨が降っていて、夏服で出て来てしまった私は渋谷駅でユニクロのストールを買ってそれをぐるぐる巻にしていたが、それでも寒い日だった。

待ち合わせの時間ちょうど、ドキドキしながら待っていたら彼が現れた。黒いスーツケースを持った180cmを超える長身の比較的イケメンな男性は私に向かって「kayaちゃん?」と聞いてきた。

あっ…この人が、ヨガジェネを作った人なんだ。

と感動した瞬間だった。
 
  
2008年にできたばかりのヨガジェネレーションはそれはそれはまだまだ小さなWEBサイトで、今ほど情報量もなければ今ほどの講座数も全くなかった。そんなヨガジェネレーションを知ったのは、偶然出逢ったサントーシマ香先生に教えてもらったから。(当時、香さんがそんなに有名な人だとも知らなかった) ヨガジェネをひと目見た時から「すごい、このサイト!面白い」と思い、ほぼ毎日幾度となくチェックしていた。

今よりもずっと小さいけれど、それでも旬なヨガの先生の素顔がわかるブログや、有名なヨガの先生が多数集まるBBQやイベントなど、当時ヨガインストラクターに成り立てだった私からすると何もかもが雲の上の世界で楽しそうで、憧れの世界だった。
 
 
そんなヨガジェネで、ある日「ボランティアスタッフ」を募集していると知って応募したら代表の方から返事が返ってきた。嬉しくて「私だったらヨガジェネでもっとこんなコンテンツを作りたい」と、思いつく限りのコンテンツ案を送った。

すると次のメールで「面白い子やね。今度、東京来ることがあったらお茶でもしよか」とメールがきた。社交辞令だったのかもしれないけれど、憧れの世界に1mmでも近づけるならこのチャンスを逃がすわけにはいかないと思い、当時地元倉敷にいた私は、速攻東京に行く手配を整えて「ちょうどこの日、東京に行く予定です!」と送ったら「出張から帰る日やから、疲れてるかもだけど良かったら」と返信がきた。
 
 
その相手との待ち合わせだった。ヨガジェネレーションを作った人。ずっと会いたいと思っていた人。それだけで、もうドキドキしていた。
 
 
そこに現れたスーツケースを持った比較的イケメン。それがヨガジェネレーション代表、酒造博明だった。

「kayaちゃん?」との問いに「そうです!!!!!」と答えると、開口一番「お酒飲める?」と聞かれたので、「はい!」と答えながらも初めて会った男性に警戒心ゼロの私はどこに行くかもわからない彼の後ろをついて行くことになった。

「ここ」と言って連れてこられたのは中目黒のHuitというカフェ。
  
 
彼はお店に入るなりビールとポテトを頼んだ。「どうしよう、来てしまったものの何話そう…」と思う私をよそに彼は「俺は、ヨガインストラクターとして活動している子にとっては、割と魅力的な面白い経歴を持ってると思う」と自分の経歴を語り始めた。

昔関西で広告代理店の営業マンだったこと、親友の誘いで東京で起業することにしたらヨガ雑誌の出版に巻き込まれたこと、そこからヨガスタジオを立ち上げ、WEBの可能性を感じ、ヨガ情報メディアを運営する会社を立ち上げたこと。今思えば、自分のことばかり話す彼もまだ若かったのだけれど、ヨガインストラクター成り立ての私も若くて、その話にぐんぐん引き込まれたし、単純に「この人すごい…」と思った。
 
 
2時間くらいだったと思う。その間、私がしゃべったのなんて本当に「はい」「すごい…」「へ〜」くらいの3言くらいだけれど、それでも彼はガンガンに話し続けたし私はそれを一言も漏らしたくなくて必死で聞いた。

最後、彼がそろそろ話すことに疲れてきたであろう時、一瞬の間ができた。

1つだけ、確認して帰りたいことがあった。ずっと聞きたかったこと。

これから、ヨガジェネはどうなっていくんですか?どうしたいと思っているんですか?

と質問した。
 
 
少し先のことを知りたいと思ったのは、憧れのヨガジェネにどんなカタチであれ、もし私が関わることができたなら、その時に同じ方向を向いていたいと思ったからだろう。もし、この答えが自分が目指す方向性と全く違うものであったなら、私の興味は削がれていたかもしれない。

「これから、ヨガジェネはどうなっていくんですか?どうしたいと思っているんですか?」

この質問に対する彼の返答は私の運命を変えた。

俺は、ヨガ業界に育ててもらった。当時、営業マンとしてある程度のお金を稼ぐようになって調子にのっていた俺は、ヨガの大先輩方に大切なことをたくさん教えてもらった。だから、恩返しをしたいと思ってる。

そのためには、ヨガのインストラクターがもっともっと働きやすい世の中にしたい。

今は”ヨガ業界にいる人”、”ヨガをしている人”をみんなが取り合ってるけど、そういうのじゃなくて、もっともっとヨガの円が大きくなれば、今、ヨガをしたことがない人もヨガをするようになる。そうすればヨガインストラクターはもっと必要になる。そういう業界を創っていきたい。

あっ…私、この人と働きたい。同じ夢を見たい。そう思った。
  
  
それから数ヶ月後、ヨガジェネレーションは初めて「アルバイトを募集します」との告知をした。その30分後、私は応募した。応募者1人目だったらしい。

ちなみにその後、「アルバイトと言っても、それは名だけど、本当は俺の全てを引き継げる弟子を募集している。女には無理や」と断られ、「田舎から出てくる子を養えるほどの給料は払えない」と断れ、多分合計3回くらい体よく断ろうとしてきたのを、私は断られているとは気づかずに「じゃ、その条件をクリアしたらいいんですね?」と思い、最終的には「おまえ、おもろいやつやな」と言わせて入社した。
 
  
あれから約8年。
ヨガのインストラクターは8年前に比べ爆発的に増えている。多くの人がヨガに触れ、ヨガを好きになり、ヨガをもっと伝えたいと思いヨガの資格をとった。確かに、ヨガのインストラクターは増えた。その中には「ヨガのインストラクターが多すぎて仕事がない」と嘆いている人もいるだろう。
 
 
でも、待って欲しい。本当にヨガのインストラクターが多すぎて仕事がないのか。どこにそんな事実がある?
 
 
もし「仕事がない」「ヨガを教える場がない」「集客が苦戦している」そう思っているなら、それは本当のヨガ業界を知らない、もしくは自分をPRする方法を知らないだけだと思う。ヨガをしている人たちは今200〜300万人ほどいると言われているが、ヨガの資格保持者は2万人ほどと言われている。つまり1人のインストラクターが100人以上を教えなければインストラクターは足りないということ。
 
 
こんな現状を知らずに「仕事がない」と言っているのは、厳しいようだけど、ヨガインストラクターとしての怠慢でしかない。だって、ヨガジェネレーションだけじゃない、全国にある各ヨガスタジオさん、LAVAさんなど、ヨガ業界に関わる多くの方が「ヨガを伝えるため」に必死で働いているもの。実際ヨガの円はどんどん大きくなっている。
 
なのに仕事がないと言うのは「ヨガスタジオで働くしか選択肢がないと思っている」「自分でクラスを開催する方法を知らない」「自分をPRする方法を知らない」のどれかだろう。
 
  
私たちは、少なくとも私は「ヨガインストラクターがもっと働きやすい世の中になればイイ。そうすれば、もっともっと多くの人にヨガが届く。そうすれば、1人でも多くの人に笑ってもらうことができる」と、そう信じてヨガと向き合ってきた。
 
 
私の仕事は企画者として、今業界に求められることを提案しPRし、伝えていくこと。そして8年前、私の師匠となった酒造博明、通称MIKIZOは今、「ヨガビジネス講座」という講座を開催している。

>>ヨガインストラクターのためのヨガビジネス講座

「ヨガ」と「ビジネス」をかけ合わせている時点で胡散臭さは多々有りだけど、一度受けてもらったらわかると思う。「ヨガインストラクターとして仕事をしていく」と決めた人にとって、知っておくべき業界のこと、PR手法のこと、考え方のことなど、約10年間、ヨガ業界と真剣に向き合ってきたからこそ、MIKIZOには語れることがある。
 

PRっぽいの苦手だけど、酔ってるから…もう一度だけ書く。

もし、ヨガインストラクターとして仕事をしていきたくて、集客やPR、クラスの持ち方などで困っているなら、騙されたと思って、10,800円(税込)だけこの人に払ってみて欲しい。知らなくて損をしているヨガインストラクターが多すぎると思うし、絶対後悔させないことを約束する。

 
「ヨガをビジネスにしてめっちゃ儲けよう」とかそういうことを言いたいわけじゃない。ヨガインストラクターとしてやっているなら、その声をヨガを必要としている人に届けてもらわなきゃ意味がない。裏方が頑張っているのだから、表舞台に立つヨガインストラクターさんたちには「ヨガを伝える」という責任がある。
 
 
あの日、あの夜に師匠MIKIZOが私に語ってくれた言葉を、私は企画部のいちスタッフとして、MIKIZOは自分が培ってきたノウハウを講師として伝えるため、この講座を開催している。
 
 
私達の想いはすごくすごく、単純だ。
「ヨガのインストラクターさんがもっともっと働きやすい世の中になればいい。そのために私たちにできることを精一杯やる。」
 

8年前、あなたが語った世界を、私たちは少しでも創れているのでしょうか?

この質問を彼にしたら、答えはきっとYESだし、私の答えもYESだ。
 
 
だから、ヨガインストラクターを目指しているかた、悩んでいるかた、活動中のかたにも、「ヨガを伝える」ということと真剣に向き合って欲しい。

>>ヨガインストラクターのためのヨガビジネス講座