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フリーランスとして、ママとして、自分をブランドにする生き方|栢原陽子

仕事哲学

人目に止まる人とそうじゃない人の差は少しの気持ちの差

投稿日:2016-08-24 更新日:

ヨガ業界に身を置いて早9年ほど。女性が多いこの世界は通常のビジネス業界とは少し異なり独特の過酷さがある。大きなイベントに出たい人、もっと名をあげたい人、純粋にヨガを伝えたい人、様々な想いがうずまき、ヨガの先生1本で生きていける人はそう多くはない。

私は裏方として働いているので、ヨガの先生が抱えている悩みや欲望とは全然違うものを抱えている。ありがたいことに自分がヨガの先生をしているのであれば気づけ無いことに気づくことができる。きっと本人たちは気づいていないだろうけれど、裏方の立場から見ると「あー、もったいないな」と思う人もいれば、「残念…」「そりゃ当然の結果だ…」と思う人もいる。
 
 
先日、「あー、この人、すごいなー」と思うヨガの先生に出会った。

あるヨガのイベントで、スタジオ側が先生を決めて依頼をし、先生は時間までにその場に行ってクラスをすれば良いというだけのものだった。こういう環境に置かれた時に「集客も自分の仕事」と思い行動できるヨガの先生は割と少なく、スタジオやイベント主催者が集めてくれるものだと思い活動している先生が多いように思う。実際そういったところに悩みを抱えているオーナーさんの声もよく聞く。
 
 
でも彼女はクラスが始まる前に、当たり前のように入口に立って「○時から○○ヨガやります、良かったら来てくださいね」とチラシを配り始めた。

私はレポーター兼裏方スタッフとして会場内を行ったり来たりうろうろしていたけれど、そんな風に声を出して自分の存在やヨガをPRしている人はいなかった。(もちろん全てのクラスをチェックしたわけではないけれど)

「あっ、この先生は当たり前にこれができる人なんだ」と思ったら「イイ先生になるだろう」と思った。(スタジオから選出されている時点ですでにすごい先生なんだけれど)
 
 
たぶん彼女は「クラス前にはフライヤーを配りなさい」と誰かに言われてやっていたわけではなく、「自分のヨガや想いが1人でも多くの人に届くように」と思いやっていたんだと思う。フライヤーを配る彼女の姿には、やらされている感が微塵もなかったから勝手にそう思った。

 
別件で、ある女性と新しいコンテンツを作ることになったのだけれど、それはFacebookで彼女の活動を見て声をかけさせてもらったところが始まりだった。2人の共通点はただ「自分が良いと思ったものを伝えたい」と思う気持ちがみんなよりもほんの少し強い、ということ。
 
「伝えたい」の気持ちを行動に移せば、フライヤーを配るという手段じゃなくても、FB投稿という手段じゃなくても、何かしらのカタチになって、彼女たちはきっと誰かの目に止まっていただろう。行動せざるを得ないほどの強い気持ちに勝るものはない。
 
 
行動することをイヤに思ったりそれが不満になってしまうなら、それはそれほどの気持ちがないということだと思うし、そんな気持ちの場所で輝いて抜きん出るのは難しいだろう。

もちろん、お金のために、安泰のために、「やりたくなくても頑張る」という生き方も有るとは思う。でも私は好きなことして生きていたいし、やるからには名を馳せたい。
 
「届けたいものがある、届けるために動かずにはいられない」、自分にそのための十分な気持ちがあるのか、そう確認させてもらえる出会いだった。

-仕事哲学

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