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フリーランスとして、ママとして、自分をブランドにする生き方|栢原陽子

オトナ女子力

「面倒くさい」が私を女にする

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マニキュア

人生を変える出会いがあるのと同じように、人生を変える言葉との出会いがある。

フランスの作家、シモーヌ・ド・ボーヴォワールの言葉で

人は女に生まれるのではない、女になるのだ。-On ne naît pas femme:on le devient-

という言葉がある。『第二の性』という本の一文なんだけど、本を読んだわけではないので真意はわからないけれど。

この言葉を聞いたのはたぶん小学生高学年くらいで「ふむ。(よくわからん…)」と思ったけど、ずっと心に残っている。
 
 
一緒に働いている仲間はみんな言うけれど、私は「外見は女子なのに仕事っぷりは男子なので、でも中身は寂しがり屋でかまってちゃんの面倒くさい女子」なんだそう。今は仕事が本当に楽しくて、もっとやりたいこともあるし、勉強したいこともあるし、叶えたい夢もあるから今まで以上に働いている日々だからこそ、余計に男子度が増している気がする。

元々ファッションにもあまり興味がないほうで、着る服もほぼこだわりがなくて「着ていてラクなもの」「一緒にいる人に不快な想いをさせないもの」程度でしか選んでいなくてよく周りから怒られる。
 
 
そんな私を女性にしてくれるものが2つある。

女性なら、そこにいるだけで場が華やぐ存在でありなさい

これは、私が新卒で入った尊敬すべき女性社長の言葉で、22歳でこの言葉を聞いてからずっと「そうあろう」と心がけている。確かに男性ばかりの中にポンッと女性を投入すれば場が和らぐし、話が円滑になることが多い。「女を武器に」する生き方じゃなく、男同士では言えないところを察してつなぐ能力が女性にはあるし必要だと思うから、それなら場が沈むような女性ではなく、華やかにさせる女性でありたい。
 
 
2つ目は長く伸ばした髪。

美容院に行っても、誰に会ってもほめてもらえることが多い。「キレイですね…………髪が」と。

女性が長く伸ばした髪をバッサリ切ると「何かあった?」と聞かれるけど、私の場合、今は長い髪を気に入っているので、何かあった時しか切らないからむしろ聞いてあげて欲しい。最近は何もない毎日なので、随分髪が伸びた。

以前短く切ったのはアメリカに行く前。その前に切ったのは、ある人に弟子入りした時。理由はどちらも髪の取扱いに時間がかかるから。人生で仕事が楽しかったり夢中になれるものがあったりと、余計な時間を排除したいと思ってしまう男子度120%な時には、長い髪はただの取扱いに困る存在でしかない。

今でも「短かったらもっとラクなのに」「乾かすのに時間がもったいなさ過ぎる」と思うことは何度もあってもてあましている。

それでも伸ばすのは、歩きながら自分の影に写った髪がそよそよと揺れる感じがなんとも女性らしく感じられるのと、人生でやらなくても良い「面倒くさいこと」にあえて時間を割いていることが、自分自身を大切に想っているようで女性らしい時間の象徴だと思うから。(とか言ってみるけど、実際はタオルでガシガシ「なるべく早く」を意識して乾かすけど)
 
 
この髪を切ったら、もっと仕事一筋になってしまいそうで怖くて切れない。そう思う度に、私は女性という性別で生まれてきたけれど、放っておいても「女」でいられるわけではなく、「女」になるために必要なことがいくつかあるんだろうと思う。
 
 
と、こんなことを考えたのは昨日久しぶりにマニュキュアを塗ったせい。サンダルが履きたくて。

サンダルを履くのに何も塗っていない足は裸よりも恥ずかしい

と誰かが言っていたのを聞いて以来、そう心がけるようにしているのでコンビニで買って来て塗った。(でもあまりに色がなくて納得していないので塗り直そうと思っているけれど)

サンダルを出そうかと思って早起きしたのに、雨が降ると聞いて「スニーカーにしよ」と心決めた朝。

今日もすてきな1日でありますように☆

-オトナ女子力

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